40 坊津

おすすめの穴場

坊津は薩摩半島の南端に4つの大きな入り江をもつ絶景地域で穴場の宝庫です。
坊泊の密貿易屋敷(倉浜荘)周りは、小路地に石畳や石段の坂道、石垣、石柱門の繁栄の痕跡が残っています。
坊泊は徳川幕府が鎖国政策をとると薩摩藩による密貿易(対明貿易,東南アジア)の拠点となり,坊の町を中心に多くの豪商が生まれたそうです。
この辺一帯に白壁の倉庫が立ち並んでいた事から倉浜とも呼ばれていたそうで、豪商森吉兵衛(屋敷)や坊津には多くの豪商が生まれました。しかし、享保8年(1722年)幕府による密貿易の一斉手入れにより多数の船が坊津から逃げ出し今はその繁栄の面影は石段の坂道や石畳の路地にわずかに見られるだけになってしまいました。
密貿易屋敷(倉浜荘)は何年も前から営業していないので、外観から当時を想い起こすしかありません。
外観は何の変哲もないですが、内部の部屋は取引の密談部屋や逃げるためのための工夫が凝らされていたようです。
ここは観光施設のない小さな漁村で、小路地なので団体客など来ない辺境の地ですが、素晴らしい歴史を持った、紛れもない穴場スポットです。